投資信託を始めてみたいけれど、できれば旦那さんには内緒にしておきたいといった奥様もいらっしゃるのではないでしょうか。 旦那さんにバレてしまうと、せっかくの利益も自分のお小遣いではなく、家計に回ってしまうかもしれませんよね。実際に投資信託を家族にバレないように行うことは可能なのでしょうか。
■ネット証券で口座を開設する
まず、店舗のある証券会社で口座を開設するとなると、家事や家族のことがありますから、なかなか店舗の営業時間に合わせてうまく時間を作ってバレないように口座を作るというのは大変です。 もちろん、お子さんの年齢によっても変わってきますよね。 また、証券会社の店舗の場合、いろいろな商品の勧誘などもありそうで敷居が高いと感じる方も多そうです。 他にも店舗だと手数料が高いのではといった不安もあります。 そこで利用したいのがネットですべての操作が行えるネット証券です。 これなら、自宅にいながら空いた時間に口座開設もサクッと行うことができますよね。家事の合間のちょっとした時間でも問題ありません。 もちろん、口座開設においてわからない点は電話でサポートしてもらえますので、自分一人でこっそりと開設するのも簡単なのです。 手続きは郵送でも可能ですが、受け取りを自分で行う必要があります。 というのも、口座開設に伴い、重要なお知らせが郵送されてきます。 一般の郵便物であればいいのですが、これは郵便書留等で送られてくるので、受け取りにサインが必要になってしまうのです。 もちろん、受け取れなかった場合、不在通知がポストに入れられるので、自分で回収しておく必要があります。 ちなみに、これは郵便局留めにはできないので注意が必要です。
■郵送される書類に注意
投資信託を行っていることが旦那さんにバレる原因のほとんどが、自宅宛てに届く郵便物です。 ネットであっても、口座開設の際には、ログインのためのユーザーID、また、パスワード等の記載された書類が送られてきます。 これさえ自分で受け取ってしまえば、まずは一安心なのですが、以降も郵便物が送られてくることがあります。 また投資信託においては、通帳や証書はありませんから、投資信託の取引、つまり購入や解約が行われるたびに、取引報告書が出てきます。 これが郵送されてくると、自分以外が受け取ってしまうとバレてしまう可能性が高くなってしまいます。 他にも取引残高報告書は、投資信託に関する取引の明細や残高が記載された書類となります。 これも定期的に送られてくるものです。 運用報告書は、運用している会社が決算のタイミングで作成する書類で、運用における経過や実績などが記載されています。 これも郵送されてくると、自分で受け取る必要があります。 ここまでは口座開設後は定期的に送られてくるため、対策がしやすいです。 ですが、収益分配金のご案内に関しては、定期的ではなく、収益の分配が行われたときに、その受け取り金額などの明細が記載された書類が送られてきます。 これは、収益の分配が行われたタイミングですから、不意に郵送されてくることがあるのです。 上手く隠していたけれど、これでバレてしまったという例も多いのです。 ですから、隠しておきたいのであれば、一番大切なポイントになるのかもしれません。 これらは書留ではありませんが、「重要」「親展」と記載されていますし、何より送り主が証券会社となっています。 他にもインターネットを利用していると注意が必要となる場合もあります。 完全に個人でひとりだけで使用しているパソコンであれば良いのですが、家族で共有している場合は注意が必要です。 まず、検索履歴です。投資信託に関する情報ばかり検索していると、その履歴から怪しまれることになります。 もう一つ、いろいろなサイトで表示されるウェブ広告です。 これは、過去の検索履歴などから勝手に表示される広告で投資信託に関する広告ばかり表示されているようでは怪しまれてしまいますよね。