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夫婦の始まりの記念日といえば、結婚記念日です。夫婦二人きりでお祝いしたい!という気持ちもありますが、子どもが生まれると、なかなかそうもいかないことも……。 次第にお祝い熱も冷め、「あれ!? 結婚記念日忘れてた!」なんてことにもなりがちです。 こんな失敗を避けるため、また夫婦の絆をより一層深めるため、結婚記念日は「家族みんなのイベント」として楽しんでみませんか? 家族で祝う結婚記念日のメリットと、具体的なプランを紹介します。

 

■家族の歴史を再確認しよう!

結婚記念日は、恋人同士が無事に結婚し、家族としての歴史をスタートさせた日でもあります。夫婦にとってはもちろんですが、実は家族にとっても、非常に重要な意味を持つ日なのですね。毎年訪れる結婚記念日は、そんな大切な「記念日」なのです。 夫婦二人だけだと、次第に情熱を失ってしまいがちなイベントですが、子どもたちを巻き込むことで、より一層お祝いムードが高まります。特にまだ幼い子どもは、「パパとママをお祝いしてあげよう!」と、素直な気持ちで楽しんでくれるはずです。 結婚記念日のお祝いでは、パパとママの馴れ初めや新婚当時の思い出話に花を咲かせてみてください。 子どもたちにとっては、今の生活からは想像できない、「パパとママの若い頃」を知る、良いきっかけになるはずです。夫婦仲が安定していることを示すことで、子どもの情緒にも良い影響を与えてくれるでしょう。

 

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■「両親の記念日」に楽しい思い出を作れる

結婚記念日以外にも、一年の中で「お祝い事」や「記念日」は数多くあります。中でも「子どもの誕生日は一大イベント!」と語る方は多いのではないでしょうか。 子どもを主役にしたお祝い事には、確かに熱が入るもの。しかしそれと比較すると、親の誕生日は……「あっさりと済ませてしまいがち」ですよね。 結婚記念日を両親の記念日として定着し、家族みんなで楽しい思い出を作ることは、家族の絆を深めてくれます。 また子どもにとって、「自分だけではなく、誰もが主役になる日がある」と知ることは、非常に大切なことだと言えるでしょう。 また親にとっても、「子どもを預けて出かけるのが大変」「預け先が見つからない」なんて悩みを抱くことがなくなります。 「子どもを預けられないからお祝いをやめる」のではなく、「子どもと一緒にイベントを楽しむ」方へと気持ちを切り替えることで、楽しい結婚記念日を過ごせるのではないでしょうか。