■できるママはボーナスをこう使う!

ボーナスを貯金するのはよい方法ですが、できるママやパパ達はボーナスを次のボーナスまでに支払うべき大きなお金に使うことが多いようです。 大きなお金とは住宅ローンのボーナス払い、車検費用、固定資産税、学資保険の一括払い、車の保険などです。 毎月の給料から少しずつ支払っているのでボーナスに頼る必要がないという家庭もありますが、多くの家庭では子どもの学費などで精一杯です。そんな時はボーナスに頼ってよいのですよ。 ボーナスでまとめて払う大きなお金が決まっているのなら普段の生活では少しずつ貯金をするように心がけてみるといいかもしれません。 世帯年収が500万円以上の家庭は毎年100万円以上貯金するのが常識だと言われています。 老後の生活資金、子どもの結婚式や学費など人生で必要になる大きなお金はいくつもあります。無理のない範囲で貯金をしていくことも大切ですね。 一方でまとまったお金をすぐに使うと損をするケースもあります。ボーナスを住宅ローンの繰り上げ返済にあてている方は多いですが、借入額が減ることで損をしている可能性があります。 どういうことかと言うと近頃の低金利により、住宅ローン控除額が支払ったローンの借り入れ金利を上回ってしまっているケースがあるのです。 そうすると支払った金利よりも戻ってくるお金の方が多くなります。そういうことであれば繰り上げ返済は必ずしもお得ではないですよね。戻ってくるお金の方が大きいのなら借入残高が高い方がよいでしょう。 必要だと思っている大きなお金の支払いにはこうした落とし穴もあります。お金を使う前にもう一度検討してみてもいいですね。

■積立定期預金をした方がいいタイプとは?

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ボーナスの使い方によって積立定期預金をおすすめするタイプの人がわかります。それはボーナスを自分へのご褒美として思いっきり使ってしまうタイプです。 前から欲しかった家電、アクセサリー、洋服、旅行などにボーナスを使うのもよいですが、たくさんあったはずのボーナスが一瞬でなくなってしまうのはもったいないことです。 ボーナスがすぐになくなってしまうタイプの人は積立定期預金で少しずつお金を貯めていきましょう。 ボーナスを丸々残しておくと増やすことができるようになります。金融商品を買うなど資産運用をする道も開けますよ。 日頃欲しいものがあればそれが本当に必要なものかを吟味し、本当に欲しいと思ったら現実に買う日を設定します。 その日を目標として積立定期をスタートすれば、月々5,000円の積み立てで年間6万円の貯金ができます。 これくらいあればボーナスに頼らなくてもそこそこいい大型家電が買えますよね。 ボーナスの最も下手な使い方はもらった側からすぐに使ってしまうことではないでしょうか。 クレジット払いなどによりボーナスがすぐなくなってしまうという状況から抜け出せば貯金の楽しさや資産運用の方法もわかるはずです。 せっかくのボーナスですから、後悔しない賢い使い方をしましょう。