まさかの最下位? 奈良県に共働き世帯が少ない理由


奈良県に関するデータには、他にも面白いものがあります。昨年総務省が発表した「就業構造基本調査」によると、奈良県は「全国の共働き世帯の割合」が42.0%で最も低い結果に。一体なぜ貯蓄額1位の奈良県が最下位なのでしょうか。

 

実は以前から、奈良県は女性の労働率が低いと言われてきました。これに対して専門家などの間では「会社の数が少ない」「旦那さんの所得が高いから」と、様々な意見が出されています。しかし今のところ、明確な理由は分かっていません。

 

総合的に判断すると、やはり所得と物価のバランスが関係しているのかも。奈良県民の生活には、人生を豊かにするヒントがありそうです。

 

文/牧野聡子