奈良県に隠された秘密とは…?


サラリーマンの月収は、1位から順に東京都、神奈川県、大阪府、愛知県、京都府、千葉県と並びます。やはり都市部になるほど収入は多くなるようですね。ちなみに奈良県は30万700円で第7位。全国平均の30万4300円を少し下回る金額でした。

 

最後は物価ランキングからアプローチしてみます。食糧や衣服、家具だけではなく光熱費や家賃、医療費なども含め、全国平均を“100.0”に設定。10位がちょうど100.0なので、9位以上が平均以上の物価だと分かります。

 

番狂わせもなく、当然のように1位は東京都。しかしなぜか4位「山形県」、6位「石川県」、9位「長崎県」と、都市部以外の地域もランクインしています。実は地方だからといって、物価が安いとは限りません。例えば長崎県は“離島”が多いため、物資を運ぶ費用が加算されています。また雪の多い山形県は、交通費や光熱費が物価指数に影響しているそう。

 

肝心の奈良県は、41位とかなり低い順位。その要因には、家賃の安さが大きく関係していました。つまり奈良県には、月収が平均に近く物価は国内屈指の安さという秘密が隠されていたようです。

 

番組を見ていた視聴者からは、「やっぱり一番大きいのは家賃だよね。東京は収入が高くても家賃が高いから貯蓄には向いてない」「貯蓄額1位がまさかの奈良県! このデータは意外過ぎる」「家賃が安いのは魅力的。奈良県に移住したくなる」と驚きの声が相次いでいました。