大鍋でたくさん作った方が美味しいと言われる各種煮込み料理ですが、何日も同じメニューが続くと、家族からブーイングが起きる可能性もアリ。ママにとっては「温め直すだけでOK」と、食事作りの手間を軽減できるのですが、家族が抱える不満も、しっかりと受け止めたいところですよね。 こんなときには、残ってしまった大鍋料理を、別の料理へとリメイクしましょう! 簡単にできて、なおかつ美味しい! すぐに実践したくなるリメイクレシピを紹介します。
■カレー⇒コロッケにリメイク
忙しいときにも活躍してくれるカレーは、世代を問わず人気が高いメニューですよね。とはいえ味が濃く、インパクトが強い分、何日も続けて食べるのは難しいものです。たくさん作って飽きてしまった!なんてときには、ぜひカレーのリメイクレシピを試してみましょう。 カレーから変身させるのは、ずばりコロッケです。カレーを冷凍して使うタイプのレシピなので、時間を置いて挑戦することも可能ですよ。 1.残ったカレーは、製氷皿を使って一口サイズに冷凍しておく
2.ジャガイモをレンジで加熱して、熱いうちに潰しておく
3.つぶしたジャガイモに、強力粉と塩コショウを加えて混ぜる
4.粗熱がとれたら、ラップで包んで冷蔵庫で休ませる
5.手のひらの上にジャガイモを乗せ、中央にカレーブロックを入れて包み込む
6.小麦粉・卵・パン粉で衣をつけたら、170℃の油でカラッと揚げる カレーを凍らせてジャガイモの真ん中に仕込むことで、食べる際に中からトロッとカレーが流れ出る仕様となります。もちろんジャガイモとの相性も抜群で、ご飯が進むメインおかずとなるでしょう。 残り物のカレーをリメイクしたとは思えないほど、本格的な味を楽しめますよ。
■おでん⇒カレーうどんにリメイク
日本人にとって、冬の定番大鍋料理といえば、やっぱりおでんです。寒い冬の夜に、さまざまな具材を家族みんなでつつき合う姿は、なんだか心をホッコリさせてくれますよね。もちろんそのままでも美味しいおでんですが、カレー同様、次の日まで余りやすいという特徴があります。 またおでんの場合、具材の出し汁が染み出た「おでんの汁」を、そのまま捨ててしまうという特徴もあります。全てを無駄なく使いきるためにも、ぜひカレーうどんへのリメイクを試してみてください。 1.おでんの残りからおでんの具材を取り出し、小さくカットして、また鍋に戻す
2.油揚げと長ネギ、豚肉を食べやすい大きさにカットして、鍋に入れる
3.カレールーを入れる
4.うどんを茹でておく
5.片栗粉で全体にとろみをつける
6.器に盛り付けたら完成 「え!? おでんでカレーうどん?」なんて驚く方も多いかもしれませんが、おでんの出し汁はまろやかな風味でうどんとの相性も抜群です。優しい味わいを楽しめますよ。 またおでんの具材も、意外とカレーとの相性が良いものばかりです。「おでんの後にはカレーうどん」を定番化することで、全てを無駄なく使いきれます。