すぐ食べられる献立セットで家族で過ごす時間がふえた
藤田さんは現在、会社の「時差出社」制度を利用して、出社・退社ともに30分繰り上げて勤務中。家族よりも早く自宅を出ているのに、みんなで朝食をとる時間を変わらずキープしています。また、夕食は帰宅後15分以内に完成。毎日を、スムーズにまわせている秘訣はずばり、朝食も夕食も前の晩に“食べる直前”の状態まで作っておくこと!「料理するタイミングを前倒ししてずらすだけで、こんなにラクになるとはビックリ。今では仕事や家事の多くを前倒し方式にして、心と時間に余裕をもつことができました。子どもと遊ぶ時間も、仕事で使う英語の勉強時間も、ムリなく確保できています」
藤田さんの幸せな時間割 密着リポート
フルタイム勤務をしつつ、子どもとの時間や自分時間も確保している藤田さん。ストレスフリーの"前倒し"生活をのぞき見させてもらいました。
朝食:前日の夜に作っているからすぐに家族そろって食べられる
野菜不足解消のためほうろう鍋でスープをまとめて作っておく。季節の野菜をたっぷり入れたスープは、朝晩必ず登場。ポトフ風や、みそ仕立てのけんちん風、中華風などバリエーション豊かに。夜なら時間に余裕をもって作れるから、手作りキッシュなど手のこんだメニューも可能に。「温め時間も含めて、5分あれば家族全員分のセットが完了します」
登園:会社が自宅から近い夫に子どもをまかせる
妻は朝食後すぐに家を出るため、保育園の送りは夫が担当。「保育園は自宅マンション内にあって便利。夫にとっても子どもたちと過ごせる貴重な時間です」
夕食:温めるだけだから帰宅して15分で完成!
朝食同様、夕食も前日の晩にすぐ食べられる状態まで作っておいたものをそのまま食卓へ。「週末にまとめて作るのにくらべて、子どもたちのリクエストにも比較的こたえやすいんです」
子どもたちと遊ぶ:あと片づけは食洗機まかせ子どもと思いっきり遊ぶ
夕食後は、入浴~遊び~寝かしつけとノンストップで子どもとふれあう! 「その時間を生み出してくれる食洗機は、もはやなくてはならない存在です」
翌日の朝食と夕食作り:録画したお気に入りの番組を見ながら1 時間で2 食分を作る
バラエティー番組を見て、大笑いしながら調理。自身のリラッ クスタイムでもあり、実はこの時間が毎晩ひそかな楽しみに。
自分時間:英語の勉強や読書をゆっくりと楽しむ
翌日分の料理を終えたら、業務で使う英語の勉強や読書タイムに。「『下町ロケット』を読んで以来、池井戸潤さんの作品に夢中です。今は『七つの会議』を読んでいます」