対策法は食事療法&体操!
IBSを改善する方法は、“生活習慣の改善・食事指導・薬物療法・心理療法”の4種類。中でも最近注目されているのが食事療法の「低FODMAP食」です。低FODMAP食とは、“単糖・二糖・オリゴ糖・多糖の一部”を控えた食事方法のこと。これらの糖を摂取すると大腸内で発酵するため、“腹痛・下痢”などを起こしやすくなります。
該当する食品は小麦やたまねぎ、カシューナッツ、ピスタチオ、乳製品など。“食べない”という選択よりも、頻度を減らすように心がけてみて。
ちなみに尿意を抑える方法は、以前に放送された『ガッテン!』(NHK)で紹介されていました。番組によれば“頻尿”や“尿もれ”といったトラブルは、硬くなった“ぼうこう”が原因。番組内では、ぼうこうを柔らかくする“お尻体操”をレクチャーしています。
体操の方法は、“5秒間お尻の穴を締めたあとにゆっくり緩める”を20回繰り返すだけ。トレーニングを4週間実践した人たちは、効果を実感できたようです。また尿意を催したときにお尻体操を行うと、気分が紛れるのでぜひ試してみてください。
文/内田裕子