電車内で頻繁に腹痛になる人はIBS!?


始めの女性は尿意のパターンでしたが、急な便意に悩まされている人も多いようす。過去に放送された『きょうの健康』(NHK)では、“通勤電車で必ず腹痛”になる「過敏性腸症候群(IBS)」について特集しています。

 

東北大学大学院の福土審先生によると、IBSは体内に異常がないのにも関わらず“下痢・腹痛・便秘”を繰り返す厄介な病気。主な原因は不安や緊張が招くストレスで、電車などの“トイレに行けない状況”になると発症しやすくなるそう。

 

IBSに悩んでいる人たちからは、「電車での腹痛は本当に地獄。このお腹を何度恨んだことか…」「本当に辛いときは次の駅までがものすごく長く感じる」「最高で4回くらい途中で下車した。電車に乗るのは恐怖でしかない」といった声が上がっていました。

 

他に考えられるIBSの原因は、“腸内細菌バランスの乱れ”です。腸内細菌のバランスが崩れると“善玉菌”が減り、有害な“悪玉菌”が増加。そうすると悪玉菌の毒素によって、腸が通常よりも過敏に反応しやすくなります。IBSは“感染性腸炎の後に”起こりやすいので、心当たりがある人は要注意。