認知症とニオイの密接な関係性


家事を担当する音無さんをチェックした際に、朝田先生は「頻繁に作る料理の味つけが変わったら要注意」とコメントしました。認知症になると調味料を入れ忘れたり、何度も加えてしまうことが増えるそう。もし味つけの変化が週に3回以上あれば、注意が必要です。

 

他にも危険サインのポイントになるのが“嗅覚の低下”。認知症の初期症状としてニオイの情報を判断する“嗅神経”が鈍ってしまうので、食べ物が腐っても気づかないことが多くなります。

 

そこで音無さんには認知症検査の一環で、“嗅覚のテスト”を受けてもらうことに。“排泄物”のニオイを染み込ませた紙を嗅いでもらうと、「なんだろう…?」「嗅いでいてもいいニオイ」とコメント。まさかのリアクションにお笑い芸人の吉村崇さんが「うそでしょー!」と驚いていました。

 

しかし、検査結果は夫婦共に“問題なし”。音無さんは他の検査で“濃いニオイをしっかり嗅ぎ分けられていた”ため、認知症の症状は出ていないと診断されたよう。

 

朝田先生は、誰でも実践できるセルフチェック方法も紹介しています。“お酢”や“タバコの煙”を嗅いでも全くニオイがしなかったら危険サイン。セルフチェック方法を知った視聴者からは、「番組を見てからすぐにお酢のニオイ嗅ぎました!」「旦那のタバコ臭さをいつも指摘してるから大丈夫かな」といった反響がいくつも上がっていました。