若い世代ほど夫婦の家事分担が進んでいる!?
「妻がメインで家事を担っている家庭が多い」という実態が明らかになりましたが、理想の分担比率はどれくらいの割合なのでしょうか? 「夫婦の家事分担比率の理想」を聞いたところ、「夫50%:妻50%」という回答が最多に。次に多いのは“妻の方がやや高め”という回答で、「夫40%:妻60%」「夫30%:妻70%」が2割になっています。
しかし現実に目を向けると、「夫10%妻90%」が2割で最多に。次いで「夫20%妻80%」も2割弱で、妻の負担が多いという現実が明らかになっています。最も理想だと考えられている「夫50%:妻50%」を実現している夫婦は1割程度で、理想と現実の間には大きな開きがありました。
最後に、年代別の家事分担比率について調査。「妻が90%以上の家事を分担している」と答えた人の年代を比較してみると、40代が35%、30代が24%、20代が17%で、年代が下がるにつれて減少していることが判明。若い世代ほど、夫婦の家事分担が進んでいるようですね。
■調査概要
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:配偶者と同居し、夫婦ともにフルタイムで働く既婚男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:事前調査における上記条件の出現比率に基づき、性別×年代別で割付/合計1000サンプル
調査期間:2018年10月17日~2018年10月18日
文/原田美咲