共働きだと、お互いのスケジュールを把握するのにも「お伺い」をしなければならずその行為自体負担に感じてしまうものです。

 

「次の土曜日は家族で出かけようと言ってたじゃない!」と喧嘩したことはありませんか?

 

夫婦の喧嘩はちょっとしたことで始まることが多く、なかでも「言った」「言わなかった」などの言い争いが目立つような気がします。夫婦の日常生活における一言一言を覚えているわけにはいかないけれど、改善策がないと困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこでおすすめなのが、情報を夫婦で共有できるスケジュール管理ツールを使うこと。

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例えば、「28日から出張なのでワイシャツクリーニング出しておいてくれる?」と言われた時、「分かった」と返事はするものの、少し先の予定だった場合あなたは覚えていられる自信がありますか?もし自信があるという方でも突然の子供の体調不良で看護していたりしたら忘れてしまってもおかしくありませんよね。

 

この場合、スケジュール管理(我が家はグーグルカレンダーを使用)を共有していたら、夫側は出張のスケジュールを入れているでしょうから妻側はそれをみて「ワイシャツクリーニング!」と思い出すことが出来ます。 「クリーニングなんて聞いてないよ!」と返事ができなくなりますが、お互いにとって共有事項を瞬時に確認できるとあらゆる面でとても便利です。

 

保育園の行事のスケジュール共有にも役立ちます。「4日(土)は、保育園の夏祭りだから空けておいてね!」と夫に言ったけれど、「あれ、保育園の夏祭りいつだったっけ?」と忙しい時に聞かれ、「言ったじゃない!」と少し強めに言ってしまうこともあります。スケジュール管理を共有していればこのような状況でもお互いが気持ちよく確認出来ます。

 

旅行を計画する際にも「15日までに行きたいところをリスト化しておく」とカレンダーに記入しておけば、お互いを責めることなく旅行計画が立てられます。

 

スケジュール管理共有したら、夫婦コミュニケーションが減ってしまいそうと思うかもしれませんが、それは使い方次第かと思います。我が家は、「入力したから相手に口頭で伝えなくても大丈夫」というのはNGと決めてあくまでこのカレンダーは確認のための共有との位置付けにしているので、必ず口頭で用事を伝えるという約束をしています。

 

スケジュールを共有し、いつでも見える化をすれば夫婦間でのスケジュール管理は今まで以上に楽になるのではないでしょうか。

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CHANTOママライター/大石有姫