医師が乳がんのセルフチェック方法を紹介


乳がんのセルフチェックは、人差し指から小指の計4本で行うのがマスト。福間先生によると、“ピアノタッチ”のように優しく指の腹で触れるのがポイントです。

 

実際に乳房を触れるときは最初に“浅く”次は“深く”という順番で行い、広い範囲をまんべなく確認すればOK。乳がんは乳房であればどこにでも発症するので、見落としがないようにじっくりと調べてみて。

 

さらに福間先生が注意点として取り上げたのは、“乳首から血が出るかどうか”。乳輪の外側から乳房をつまんだときに血が出た場合、色を確認してみましょう。もし黄色や茶色などの濃い色の液体が出たら要注意。お風呂に入った際に石鹸をつけて触診するのが最適です。

 

同番組の視聴者からは、「意外と簡単な方法だったから手軽にできるね」「今急いで確認してみたけど“しこり”と“くぼみ”の両方ともなかった。不安だから毎日やってみよう」といった反響が上がっていました。

 

ちなみに福間先生は、傷跡が少ない最新の手術法「非切除凍結療法」を実施している医師。乳房を切除することなくがんを死滅させるので、多くの人から注目されています。気軽に乳がんの手術を受けられる日も近いかもしれません。