全部取り出して「ときめく服」だけになったら、開けたときにも、ときめくしまい方を。着たい服がすぐ見つかり、身支度が時短できる、こんまり流クローゼットの整え方を紹介します。 ★「こんまり流」とは… 著書「人生がときめく片づけの魔法」が世界的ベストセラーになった、「こんまり」こと近藤麻理恵さんが提唱する片づけ術のこと。
整え方のポイント
1、色や素材によってグラデーションにする
色が濃い、厚手の素材などの「重い」ものを奥に、色がうすい、素材が薄手など「軽い」ものを手前にしてグラデーションで並べる。持っている服の傾向が明確になりムダ買いもなくせる。
2、全部が見渡せるようにとにかく「立てる」
かける衣類にくらべて、把握がしにくい引き出しの中の衣類や小物は、重ねるのではなく「立てる」のが基本。開けたとき、どこに何があるのかがひと目でわかるので、選ぶときも迷わない。
3、正しくたたむと戻すのがラクになる
衣類を「立てる」収納にするために重要なのがこんまり流の「正しいたたみ方」。でき上がりがシンプルな長方形になるのでコンパクトなうえ、定位置に戻すのもぐんとラクに。
A.かける衣類は「重→軽」に右肩上がりに並べる
衣類をかけるときの合言葉は「右肩上がり」。左からコートやジャケットなど丈が長くて重いもの、ブラウス、スカートなど軽いものを右へ。
B.靴箱に入らないシーズンオフの靴を入れてもOK
玄関のたたきには、家族の人数分以上の靴を出さないのがこんまり流。靴箱におさまりきらないシーズンオフの靴は、クローゼットに入れても。
C.バッグは持ち手だけ出してバックinバッグに
毎日のように使うもの以外は、バックinバッグにして立てて収納して省スペースに。持ち手を出しておくと、探しやすく取り出しやすい。
D.ハンガーをそろえると「むやみに買わない」効果もあり
ハンガーの種類をそろえると、見た目もスペースもスッキリ。今ある服がひと目で見渡せればときめきで満たされ、ムダ買いが減る効果も!
E.右肩上がりだから衣類の下も有効に使える
かける衣類が右肩上がりになっていれば、短い衣類の下のスペースが使える。収納ケースを重ねたり、靴下などの小物類を置いても。