「それって絶対おかしくない?!」が口グセの人って、よくいますよね。でもよくよく聞いてみると、(それはあなたの方がおかしいのでは…)と思うことが多くないでしょうか? そう、彼女たちが「自分が正しい」と絶対の自信の根拠にしているのは、「常識という名の思い込み」なんです…被害にあったママたちのお話を聞きました。
平気で断るなんてひどい!(由香さん/30歳/事務員)
先日、あるママとカフェで話をしていたときのことです。そのママの話題は人の悪口がとっても多いのですが、その日のターゲットは共通のママ友・Kさんでした。 私から見るとKさんはとても常識的で、誰に対しても礼儀正しい穏やかな人。でも彼女はなぜかKさんのことが気に入らないようで、延々と悪口を…そのひとつが「家に遊びに行きたい、と言ったら断られた」というものだったんです。「仲良くなろうとしてわざわざ言ったことなのに。平気で断ったのよ、あの人!」とご立腹のご様子。でもよくよく話を聞くと、彼女がKさんの家に行きたいと言ったのは知り合った当日、しかも日曜日…誰だって急に来られたら困るし、家にいる家族の都合だってあることでしょう。そんなの断るに決まってます。 「どう思う!?」と、私も意見を求められたので、「いや、それ普通だと思うよ」と即答してしまいました。悪口にもうんざりしていましたが、彼女の感覚がここまでズレていることを初めて知り、今後のつき合いをあらためて考え始めました。