■夫婦関係が良好

お金に余裕がなくても、夫婦関係が良好な家庭は、幸福度も高いです。家庭の中の雰囲気が、いつも温かく、笑顔で満ちあふれているのでしょう。家族みんなの心が安定し、トラブルも起きにくくなります。 夫婦関係を良好に保つためには、妻も夫も、お互いを認め、尊重し合うことが大切です。「お給料の金額が低い」「毎日の家事や育児が雑」なんて言い合うこともなく、お互いに自然とサポートし合いながら、家族としての共同体を形成しています。 夫婦関係は、家族関係の基礎となるもの。もしも今「あまり良好ではない」という場合には、ぜひ積極的に見直してみてください。 妻側からの働きかけでオススメなのが、「夫を褒める」ということです。妻に認められたいと思っている夫は、決して少なくありません。子どもにばかり目を向けるのではなく、ぜひ夫の仕事や言動にも、気を配ってみてくださいね。 また夫側から働きかける場合には、積極的に家事をこなすのがオススメです。「分担」ではなく、ぜひ「自分の仕事」として積極的に取り組んでみてください。特に妻の幸福度が高まりやすいと言われているのが「窓ふき」です。ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

 

■身の丈に合った生活に満足している

収入が低い家庭であっても、幸福度が下がらないのは「今の自分たちの生活に、心から満足しているから」です。 お金で手に入れられるものに、上限はありません。少し無理をして高いものを購入しても、より良い品を持っている人を見れば、「あっちの方が良かった。これじゃない」と不満ばかりが募ってしまう可能性も。 どんどん上の世界を見て、支出金額を増やしてしまうと、「高収入なのに、なぜか幸福度は上がらない」というスパイラルに陥ってしまうのです。 収入が低くても幸せな家族は、他人と自分たちを比較することはありません。欲しいものや必要なものは、「自分たち家族にとってどうなのか」という軸を、しっかりと持っているのです。 たとえ家族の前に、「より高級なもの」を持った人が現れても、自分たちの価値がそれで揺らぐことはありません。だからこそ、幸福度も下がりにくいのですね。 収入が低くても幸せになるためのコツは、身の丈に合った生活をすること。そしてそれに納得できること。「自分は自分で他人は他人」と、線引きすることも重要なのです。