■「最低収入」は、あくまでも最低ライン

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今回紹介した、妻が考える夫の収入の最低ラインは、あくまでも「最低ライン」です。決して「家族みんなが幸せに、余裕のある生活を送ることができる」というわけではありません。 家族の生活スタイルによって、感じ方には差がありますが、「正直厳しい」「毎月の生活で精いっぱいで、貯金ができない」なんてお悩みを抱く方も少なくありません。「本音を言えば、もっと欲しい」と思っている妻も多いことでしょう。 夫の年収は、年齢を重ねることで徐々に増えていくパターンも多いもの。また子どもの年齢が大きくなれば、共働きへと移行することも可能となります。 家族の状況をその都度見直し、家族みんなで生活を支えていく意識が必要となりそうです。

 

■それぞれの家計で「必要な金額」は異なるもの。まずは「自分の場合」を確認してみて

今回は、さまざまな家族のパターンで、妻たちが「最低でもこれだけは」と感じる夫の収入について、紹介してきました。 とはいえ、家族の生活スタイルは、それぞれで大きく異なります。住居費や子どもの教育に関する項目は、特に差が大きいポイントだと言えるでしょう。 自分の家庭にいったいいくら必要なのかを見極めるためには、まず日常の中で使っている支出に目を向けてみてください。全てを書き出し、合計金額を計算することで、「我が家にとって必要な夫の収入」を算出できることでしょう。