前回の記事「悟空のきもち!予約3ヶ月待ちの人気サロンで予約を取る方法」では『悟空のきもち』で受けられる「絶頂睡眠」についてご紹介しました。今回は、自分でできる、いい眠りにつくためのセルフマッサージ法をご紹介します。

 

前回もお伝えしたように、本来、リラックスをするためには“他人の手”によるマッサージがベスト。ただ、『悟空のきもち』は予約もいっぱいの状態ですぐに施術を受けるのは難しかったり、なかなか行く時間が取れないという人も多いのが現実。 というわけで、少しでもいい睡眠を得るために自分でできる方法を教えていただきました。 プロの手によって得られる「絶頂睡眠」とまではいきませんが、マッサージをして血流をよくすることで眠りやすくなったり、目の疲れが取れたり、翌朝スッキリ起きられるようになります。

寝る前にスプーン1つでできるセルフマッサージ


今回はできるだけ “自分の手ではない”という感覚を持つためにスプーンを使います。ご自宅にあるもので問題ないので、両手に1つずつスプーンを持って、顔まわりをマッサージしましょう。顔まわりの筋肉は薄く、指力で筋肉を傷つけたりする恐れがあるので、そういう意味でもスプーンを使うのがおすすめです。 今回は4つのポーズをご紹介。毎晩寝る前に、4つすべてを一連の流れで行ってもOK。どれか1つでもOKです。スプーンは軽く持ち、力を加える際にはあまり強く押しすぎないように、「気持ちいい」と感じる程度の強さで押してください。各ポーズにつき数秒程度でOKです。 それではさっそくやってみましょう。

 

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1:眉の上の「皺眉筋(しゅうびきん)」という筋肉をスプーンで押しながら上に引き上げます。

 

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2: こめかみを斜め上に引き上げるように押します。上がるところまで引き上げます。

 

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3:耳の上の側頭を押さえつけながら、筋肉を動かすようにグリグリ回します。片方ずつでも、左右同時でもやりやすい方でOKです。

 

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4:耳の後ろにスプーンを当て、前に倒し、耳介筋(じかいきん)という筋肉のストレッチをします。耳の真ん中を押すように意識してみてください。時間がなくて4つのポーズ全部はムリ!という方には、この4番目のマッサージが一番おすすめです。

 

寝ながらでもできるので、ぜひ試してみてくださいね。ぐっすり眠れますように。。。

 

Profile|悟空のきもち


日本初の頭のほぐし専門店として2008年京都に開店。ドライヘッドスパの最高技術、ヘッドマイスター店舗として大阪心斎橋、東京銀座、東京原宿神宮前に展開。快感の絶頂で眠りに落とす「絶頂睡眠」が評判になり、クチコミで人気が拡大。現在ニューヨークへの出店準備中。https://goku-nokimochi.com/

 

取材・文/田川志乃 撮影:masacova!