まかせることも家事のコツのひとつ心に余裕が生まれて家族の絆も深まる!
昨年秋に転職し、現在は「イモトのWiFi」で知られる海外通信サービスを提供する会社で労務管理を担当する吉田さん。フルタイムで働きながらも、家の中はスッキリと片づいています。「リビングなど、見えるところだけ片づければ、とりあえずはキレイに見えるので(笑)。長くワーママをしていると、手のぬきどころもわかってきますからね。あとは、みな違う家庭なのだから、よその家とくらべる必要はないということ。〝うちはうち〟のルールで、うまくやっています」
そんな吉田家のルールとは、家族みんなが重要な家事の〝係〟を担っていること。吉田さんは子どもたちの教育や掃除係を担当、料理が得意な夫はキッチンでの仕込み係を、子どもたちも洗濯もののとりこみや片づけなど、責任をもってこなしています。「〝自分ばかり〟という不公平感がないから、ストレスもなし! そのかわり、各自の作業には完璧を求めない、ダメ出ししない、と決めています。だから、いいバランスが保てているのかもしれません」
夜の家事時間は" ほぼゼロ"だからフルタイム勤務でもゆったり過ごせる
週末のおかずの作りおきで仕事から帰ってすぐ「いただきます」
夕食の準備時間は、圧力鍋でご飯を炊くあいだだけで完了。週末に作りおきしたおかず&汁ものを温め、シンプルな副菜を作って大皿に盛りつける。帰宅後20分ちょっとで、一汁二~三菜の夕食のでき上がり!
家族全員に"役割"を与えて家事をひとりで抱えこまない
家事は「家」のことだから、「家」族みんながやるもの。吉田さんひとりだけに負担がかからないよう、夫も子どもたちも自分でできること、得意なことを行う。
吉田さんの家事D A T A
ワーママ歴
気づけばワーママ歴も11年目。仕事は一生続けていくつもりです!
家事のモットーは?
わりきりとメリハリが大事! 完璧にやろうとしないことで気がラクに(笑)。
好きな家事
洗濯。汚れが落ちてキレイになっていく過程を見るのが好きなので。
苦手な家事
昔から、片づけや整理整頓は不得手。探しものをする時間が多いのが悩みです。
家事の失敗談
一時期、掃除にハマりすぎて子どもたちと遊ぶ時間がとれなかったことも。反省。
ワーママとしてのピンチ
学校の夏休み中はお弁当などが大変! 子どもたちを実家の両親にあずけました。
子どもとゆっくり過ごすため夜は家事を"しない"とわりきる
夕食の食器洗いをすませたら、本日の家事は終了! 「翌朝や週末にできることはすべて持ち越してもOK。日中は会社や小学校など離れて過ごしているぶん、夜は家族みんなでゆっくりするするひとときを最優先にしています」