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ビールは飲むけど、ワインはまだ飲み慣れていない…というママも多いのではないでしょうか。 そんな人でもワインをおいしく味わうコツについて、ワインの輸入販売やワインショップの運営などを行うエノテカのソムリエ・小林紅深さんに聞きました。

 

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軽めに味わえる「ボジョレー・ヌーヴォー」にトライ

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ボジョレー・ヌーヴォーとは?


ワインに詳しくなくても、その名を目にすることが多い「ボジョレー・ヌーヴォー」。ボジョレーとは、フランスのブルゴーニュ地方にある地区のこと。ボジョレー地区で9月ごろに収穫されたブドウを2ヶ月という速さで仕込んだ「ヌーヴォー=新しい」ワインで、そのフレッシュな味わいは飲みやすく、解禁日である毎年11月の第3木曜日を心待ちにしている人も多い銘柄です。 「軽くてフルーティな味わいのボジョレー・ヌーヴォーは、ワインの苦味があまり得意でないかたにもぜひ試してもらいたいです。常温で楽しまれることが多い赤ワインとは違い、飲む20分くらい前に冷蔵庫に入れ、少し冷やして飲むのもおすすめです」

ボジョレー・ヌーヴォーの選びかた


ワンランク上のボジョレー・ヌーボーを楽しみたいのであれば、ボジョレー地区の中でも限定されたボジョレー・ヴィラージュ地区のブドウで造られた「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー」がおすすめ。 「『ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー』は、より深みのあるしっかりした味が楽しめます」 また、高樹齢のブドウの樹から穫れたブドウで造られたものには「V.V.(ヴィエィユ・ヴィーニュ)」の記号がつけられます。 「樹齢が高いにはブドウの実があまりならないので、その分一つひとつのブドウにたっぷりと栄養が行き渡ります。そんなブドウで造られた『V.V.(ヴィエィユ・ヴィーニュ)』は、かなり濃縮感のある味わいを楽しむことができますよ」