宿題、テスト、受験勉強…いまや、小学生だってストレスが溜まる時代。そんなとき思い浮かぶのが「なんで勉強しなきゃいけないの?」…ママたちもかつて子どもだったころ、一度は考えたであろうこの大疑問。大人になったいま、働くママたちはなんと答えるのか聞いてみました。

 

勉強を通じて得る「やればできる体験」(紅緒さん/36/派遣)

 

私が高校生のころ、「教科書20ページを丸暗記すれば必ず満点が取れる」という科目があったんです。ただ丸暗記するだけなので「やってみよう!」と思って、本気で取り組んだところ、いつも50点も取れなかった私が、満点を取ることができたんです。

shutterstock_143011108

びっくりしたのと同時に「本気でやればできるんだ!」ってものすごく自信がつき、それ以降、物事に取り組む姿勢ががぜん変わったんです。 大嫌いだった数学も必死に勉強して50点代から90点代を取れるようになったし、部内で最下位だったマラソンも、毎晩1人で走りこみをしたら部内で2番のタイムに。この経験は大人になったいまでも、私の自信になっています。 いま小4の娘がいますが、この体験を通して「勉強は本気でやればできるということを体得するチャンス」と伝えています。「やればできる」という自信は勉強以外のことにも、今後生きて行くうえでのすべての自信につながる、と考えています。