もし、「友達にもらった」と物を持ち帰ってきたら
子どもが見慣れないものを持って帰ってきたら、頭ごなしに疑うのは良くないですが、まず本当に相手の子の意思でもらったのかを確認しましょう。 場合によっては、わが子が「ちょうだい」「交換して」と頼んだ可能性もないとは限りません。その場合は必ず返さなければいけませんし、今後やってはいけないことをしっかりと言い聞かせる必要があります。
また、あまり考えたくないですが、実際にお店で万引きした商品を親に説明する時、定番の言い訳は「友達にもらった」だそうです。 友達が万引きし、商品のやり場に困って他の子に配ったというケースもあり、こういった場合は担任の先生や信用できる学校関係者に相談する必要も出てきます。
もし本当に友達の意思でもらったことが確認できたら、できるだけ早く相手の親と連絡を取ることをおすすめします。 連絡先が分かっている相手なら、「今日これをいただいたようなのですが、ご存知でしたか?」と確認してみましょう。
その上で、親も了解してくれたものであり、受け取れると判断すればお礼を言って受け取れば良いですし、受け取れないと判断したら「今後のこともありますので、子ども同士でやり取りするのはお手紙などだけで…」と伝え、返すようにしましょう。
相手の連絡先が分からないケースでは、「ペン、筆箱、財布など、高額なものを複数もらっていたことが分かったので、参観日にまとめて持っていき、相手の親御さんを見つけて事情を伝え返した」という体験談もありました。