体の衰えを感じる前に気をつけたいこと!
ロコモは「メタボリックシンドローム(メタボ)」「認知症」と並び、“健康寿命の短縮”“ねたきりや要介護状態”を招く3大要因の1つ。最近では、ロコモに加えてメタボや認知症を合併してしまう例も数多く報告されています。
ロコモ予防啓発サイト「ロコモ チャレンジ!」によると、骨や筋肉は適度な運動で刺激を与え、適切な栄養を摂れば強く丈夫に維持されるそう。また筋肉、骨と同様に軟骨や椎間板も運動などによって負荷が必要ですが、過度なスポーツや過体重だと逆効果。やせすぎると筋肉や骨は弱くなってしまい、肥満でも軟骨や椎間板によくありません。
多くの人が40代、50代で体の衰えを感じやすくなり、60代以降は思うように動けない体になります。要介護状態やメタボ、認知症を引き起こさないためにも、早いうちからしっかり対策をとっておきたいですね。
文/牧野聡子