家計費をくすね、嘘をついてまで… (凪子さん/34歳/経理事務)
うちは家計費を、週ごとに費目で「袋分け」にして管理していました。車のガソリン代、旦那の原付バイクのガソリン代・昼食費、交通費、家の食費…といった風に細かく分けていたのですが、ある日「車のガソリン代」の袋が空っぽに。 月も半ばなのになくなってるはずがない…と思い、旦那に聞いてみると「ああ、俺が取った」とあっけらかんと言われました。小遣いとして月4万円を渡しているし、下戸なので飲み会にも出席しない、結婚してから好きだったギャンブルもやめている…どうしてなくなるのかと思ったら大間違いでした。
それからひと月ほどして、「そういえばこんなの撮ったよ」と旦那がスマホで子どもの写真を見せてくれました。スクロールしていくと「メダルの枚数が書かれたレシート」の写真が…問い詰めると、ギャンブルは全く止めていないというんです。 「残業で遅くなる」と言っていたときは、大体ギャンブルをしていたとのこと。負けたからお金を抜いたこと、勝っても黙っていたことを聞きました。さすがの私もこれにはドン引き。嘘をついてまでしたいことなのか…これが離婚したいと思った最大の理由です。 「そんなにギャンブルしていたいなら離婚しましょう。好きなだけお金を使って満足でしょ。養育費もいらないから、二度と私と子どもの前に現れないで」そう言い残し、その日のうちに実家に帰りました。