株式会社ONEが、関東圏内の中小企業の人事担当を対象に「採用面接の悩みに関するアンケート調査」を実施。早期離職が深刻化する今、採用したいのは「優秀な人材」より「長く働ける自社に合う人材」だということがわかりました。

 

企業が感じる面接の悩みとは?


まず「面接において感じる悩み」について聞いたところ、「早期離職の可能性が高そうな人を見極められない」が30%、「自社に合う人材を見極められない」が24%となりました。次いで「本当のことを答えているのか見極められない」が20%。一方、「優秀な人材を採用したい」は13%にとどまり、それよりも「長期間働いてくれる」「自社に合う」人材を求めていることがわかっています。

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次に、「面接で意識的にチェックしていること」を調査。その結果、「表情(目線以外)」が68%で最多に。続いて「目線の動き」が41%、「声のトーン」34%、「声の大きさ」31%がランクインしました。面接というと話す内容や話し方などが重視されそうですが、目から入る情報の方が大きな印象を与えているようです。

 

また「表情(目線以外)」68%に対し、「顔以外の身体の動き」は31%。目から入る情報の中でも、立ち居振る舞いや身振り手振りよりも「顔」から受け取る情報が多いことがわかりました。