値段に関して「検討の境目」がある?


保護者へのアンケート結果からは、学習サービスの値段に関して「検討の境目」が存在することも明らかに。「月額1万円以上になると検討が難しい」と回答する保護者は25.5%もいました。逆に子どもは、57.0%が「月額1万円より下の金額でも相談しにくい」と回答。学習サービスの金額に関しても、保護者と子どもに意識の差があるとわかっています。

 

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次に保護者へ、受験勉強にかかる費用について「子どもと十分に相談していると思いますか?」と質問。その結果、「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」と答えたのは53.4%でした。

 

さらに子どもへのアンケートで、「家計への負担以外で教材の利用をためらう理由」をフリーコメントで調査。その結果、「自分がしっかり教材を使うか自信がない。学校の教材で手一杯かもしれないから」、「塾、予備校等の講座の時間をたくさん取ってしまうと、宿題や予習等に取り組む時間が少なくなってしまうから」といった回答が寄せられました。学習サービスの利用に関しては、親子で相談し合ってお互いに歩み寄る必要があるのかもしれません。

 

■調査概要

 

調査対象:オンライン学習サービス「スタディサプリ」の有料会員のうち、進学希望者(現役高校生・高校既卒者)268人/会員の保護者948人

 

 

調査方法:インターネットリサーチ

 

 

調査時期:2018年6月19日~6月24日