憂鬱だった孤独の職場が、秘密の花園に…!(達哉さん/30歳/販売員)
日曜日の「サザエさん」のエンディングで、安息の終わりと、また1週間が始まる憂鬱に襲われてしまう、いわゆる「サザエさん症候群」といわれるヤツ。実際に僕もそうでした。 息子と妻、愛する家族のために、どんなに憂鬱でも職場に向かわなければなりません。そんな日々が続いていたとき、新人の女の子を好きになってしまいました。
先輩としていろいろ教えていると、素直にわからないところを尋ねてきたり、できるようになったと笑顔で喜ぶんです。そこがかわいくて…もちろんいまでも妻を愛してますし、家族が第一です。でも職場では孤独に戦うしかないので、慕ってくれる後輩から誘われたときは、抵抗できずに受け入れてしまいました。 憂鬱だった職場がバラ色になったのですが、それを味わってしまったがゆえに、もし彼女と別れるときは仕事を続ける気力がなくなってしまう気がしてしまいます。きっと家族のためという理由では、続けていけない気がしています。彼女から求められるほどに、その不安が増していっています…。