ダイエットで甘いものを控えたあと、久々に食べたお菓子が妙に美味しく感じた経験はありませんか? 今回は、過度なダイエットが原因で甘いものに病みつきになってしまった女性の症状をご紹介します。

 

“砂糖依存”になってしまった女性


8月21日放送の『ザ! 世界仰天ニュース』(日本テレビ系)では、“砂糖依存”に陥ってしまった女性について特集。薬物中毒と変わらない症状や、依存が起きやすい状態について取り上げられました。

 

砂糖依存になってしまったのは、40代の女性。女性は野菜とこんにゃくのみのダイエットで16キロの減量に成功しています。しかしある日食べたドーナツをきっかけに、甘いものに対する欲望が急増。隙あらばパフェや菓子パンなど甘いものを食べ続け、リバウンドも気にせずひたすら糖分を摂取する生活になったのです。

 

そんな生活を続けているうちに、女性の体は重くなり手は痙攣するように。血液検査の結果、砂糖依存であることが判明します。砂糖は「マイルドドラッグ」とも呼ばれるほど依存性が高く、女性と同じ症状に悩まされる人も多数。砂糖による中毒症状は、極端なダイエットや妊娠・出産、成長期など体の栄養バランスが崩れているときに起きやすくなるそうです。

 

食後や間食に甘いものが欲しくなったり、常に甘いものを口にしている人は砂糖依存の可能性が。甘いもの以外にも、パンや麺類で食事を済ませる人も要注意。炭水化物を短時間で食べると血糖値が上がり、体の中は甘いものを食べたときと同じ状態になっています。砂糖依存の傾向にある人は、糖質代謝に必要な栄養素・ビタミンB1が豊富な豚バラ肉が改善に効果的です。