シリアスな問題もユーモアで乗り越える
人工呼吸器が外れてしまえば2分で命を落としてしまう。設備も十分でない時代に、自宅で看病するには重すぎる病気であったことは確かです。動き回る子供がコードに足をひっかけ、コンセントを外してしまう。たったこれだけのことで命を落とす危険が潜んでいる。常に気が抜けない状態にも関わらず、主人公はどんどん前向きになっていき、旅行にまで出かけるように。旅行先で人工呼吸器が壊れても、手動の呼吸器に切り替えて、ピクニックをしながら修理を待つ。
手動の呼吸器の手を休めたら…と考えれば、笑っていられない状況にも関わらず、そんな時間も楽しく過ごしちゃおう!というロビン家族の考え方は、明るく前向きな人生を送るためのコツとして、取り入れたいところです。