引っ越したら証券会社に届け出を
「今年、なぜだか株主優待が届かないな…と思っていたら、理由がわかりました。引っ越ししたのに住所変更の届け出を忘れていて、優待品が前の住所に送られていたみたいなんです!」とみずからの失敗談を話してくれた丸山さん。「引っ越したら届け出をお忘れなく。なお、住所変更の届け出は、証券会社にしておけば大丈夫ですよ」
「売りどき」も考えておく
株を「安いときに買って、高くなったら売り、差額でもうける」という投資家の場合、「株価が10%下がったら、損失を拡大させないため売却」「株価が10%上がったら売って、利益を確保」といった方針を決めていることが多いようです。「優待と配当金をねらう投資法でも、たとえば『20%ダウンしたら売却』といった方針を決めておくといいでしょう」
指値・逆指値注文を活用
株式の売買注文を出すとき、「株価が〇円以下になったら買い」「〇円以上になったら(上がったら)売り」という「指値注文」が一般的。逆に、損失を食い止めるために「株価が〇円まで下がったら売り」という「逆指値注文」をすることも可能。忙しくてこまめに株式市場をチェックできない人は、こうした機能を利用した取引方法もあるので検討してみて。
明日はシリーズの締めくくりとして、「株主優待注目の10銘柄」をお届けします。