物が多いと家が散らかる原因に…とはいえ、捨てすぎてあとで困るのはイヤですよね。必要な量は、きっちりと残したい。そこで、数学のエキスパートにお力を拝借しました!東進ハイスクールの講師を務める志田さんに、4 人家族(子どもは未就学児2 人)で数を減らしてスッキリさせることを目的に、最低限必要な数を出していただきました。
教えてくれたのは
志田 晶さん
東進ハイスクール、東進衛星予備校の数学科講師。東大、京大をはじめとする難関大合格へ受講者を導きながら、数学的思考の大切さを伝えている。
あなたは正解できる!?
数学的に割り出した日用品の適量
Q1.フェイスタオルとバスタオルの適量は…?
A1.フェイスタオル12枚・バスタオルは0枚
通常、最低限必要なのは、ひとりにつき洗顔後に使うフェイスタオル1枚、入浴後に使うバスタオル1枚、プラス予備。これを数学的に解釈すると、洗顔後のフェイスタオルは必要ですが、バスタオルは不要でフェイスタオルを数枚用意するのが最適だといえます。
というのも、一般的にバスタオル1枚はフェイスタオル2.5枚に相当します。そして、バスタオル1枚をフェイスタオルで代用すると、体をふくのに必要なフェイスタオルは大人でも1~2枚、子どもなら1枚ですむからです(下図)。つまり、大人ひとりの適量はフェイスタオル3枚(顔用1 枚、体用2枚)、子どもひとりの適量はフェイスタオル2枚(顔用1枚、体用1枚)となります。予備の枚数は最低2枚、多くても4枚あれば大丈夫でしょう。