母に聞いた「姑の意見」が神アドバイス(久美子さん/27/化粧品販売)

姑の仕打ちに心が折れてしまうと、傷になって残ります。そうなると姑への恨みつらみ、仕返しを考えてネガティブな心になり、さらには「夫がどちらの味方につくか」「どうやって実家から逃げるか」「子どもから姑を引き離すには」…と、常に心が波立つ状態になってしまうでしょう。 「おばさん、あなたの悪口を言いふらしてるわよ」主人の従姉妹がそう教えてくれたとき、私は実家の母に相談しました。母だって、私の弟のお嫁さんからみれば姑。母に心配をかけるのは心苦しかったのですが、「姑の気持ちは姑に聞け」と言うことで、「嫁の悪口をいう心情」を聞いてみたかったんです…すると。 「愛する息子が、嫁を選んだ時点で姑の負け。もっと息子や孫に関わりたいのに、嫁(あなた)がいるから手が出せなくて悔しいしもどかしいし、とにかく嫌い。そんな感情かな(笑)、かわいそうなもんよ姑なんて。あなたもいつかわかるわよ。だからお姑さんのことはそっとしておいて、妻は自分の牙城を守ればいいの。へたに刺激するとやぶ蛇になるわよ」と。

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とにかく今は「嫁」としてより、「妻」としての立場をしっかり確立することに専念すべきだというのです。母の話を聞いて、スコーンと抜けたように気持ちがラクになりました。悪口を言いふらすのは姑が悔しまぎれにやっていること、気にせずしっかりと自分の牙城を築こう。考え方ひとつですが、すごく心がラクになりました。