ベテラン主婦直伝「共感・満足・警告」(沙織さん/39歳/会社員)
これはあるベテラン主婦が「姑を手玉にとる方法」だといって教えてくれたものです。ただし、こちらが大人にならなくてはできないことかもしれません。 まず「共感」。簡単にいえば、姑の心に寄り添えということ。息子をとられて気の毒ですね。しかもひどい嫁で…と、私自身が姑に同情する心持ちになること。そうすれば平和。 次に「満足」。姑は「私は聞いてないわよ」「知らない間に」「相談してくれたら」こんなクレームをよく言ってきます。結局、私たちの決定に関与していたいわけですから、その気持ちを満足させてあげるのです。とはいっても正直に相談すれば、調子に乗って面倒くさいことになるので、事後報告でOK。それでも、「ちゃんと知らせた」というだけで満足してくれるようになりました。要は教育です(笑)。 最後は「警告」。姑のクレームに対して3回は「気をつけます」と謝り、1回は「主人・子どもと相談してみます」と軽く拒否するというテクニックです。その結論も子どもの口から言わせるなど、〝姑の権限が及ばない領域〟があることをしっかりとアピール。
「共感・満足・警告」の3つを繰り返すと、義母の態度も徐々に変わってきて…いまでは周囲の友人に、私を自慢してくれるまでに! 3つのテクニックを教えてくれたベテラン主婦に感謝するとともに、がんばって戦った自分をほめてあげたいです(笑)。