20180820kentei01

冷凍室に入れる食品は、家庭によって様々。肉や野菜、余ったおかずなどを冷凍すれば長く保存できますが、実は冷凍することでもっとおいしくなる食材が。今回は、色々な食材の冷凍テクニックをご紹介します。

 

冷凍するとおいしくなる野菜


6月11日放送の『よじごじDays』(テレビ東京系)で、食材の冷凍保存について特集。食品の冷凍に詳しい西川剛史さんが、冷凍することで栄養価が変わる食材やおすすめの調理方法などを紹介してくれました。

 

冷凍は食品を長く保存するのに便利な手段ですが、実は冷凍することでさらにおいしくなる食材があるそうです。例えばシジミの場合は、冷凍するとオルニチンと呼ばれるアミノ酸が増加。オルニチンは疲労回復や二日酔いに効果があるのですが、マイナス4度で保存することで約8倍に増えるというデータがあります。調理の際は解凍せずに火にかけるといいでしょう。

 

キノコ類を冷凍すると、解凍した際に旨味がアップすることも分かっています。特にシイタケは、冷凍したまま火にかけて出汁をとると普段より濃厚な味わいに。凍らせることで細胞膜が壊れ、中の旨味成分が出やすくなるためです。生卵、豆腐、ナス、マシュマロなども冷凍することで食感や味わいが変わり、いつもとは違った美味しさが楽しめますよ。

 

西川さんの冷凍テクニックは、「冷凍しておいしくなるなら安いときに買いだめしておける!」「キノコ出汁大好きだからさっそく冷凍しなきゃ」「試しに冷凍シジミでお味噌汁作ったけどめちゃめちゃ美味しい」とネット上でも大好評のようです。