育児の苦難はさまざまありますが、誰しも必ず経験する苦難のひとつが「トイレトレーニング(通称/トイトレ)」です。「いつかは取れるもの」とわかっていても、周りが「オムツ卒業!」と聞くとアセって悩むママは多いもの。先輩ママはどんな方法で卒業を果たしたのでしょうか?

トイトレ中に赤ちゃん返りでイチからスタート(ゆきさん/37/派遣)

娘が34か月のときに下の子が生まれました。それまでは、「オムツはやめて〝お姉さんパンツ〟はく!」と喜んでトイレに行っていたのですが、下の子が生まれてからはトイレに行くことをイヤがるようになりました。

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それまでできていた着替えも「ママやって!」、食事も「ママ食べさせて!」と怒る始末。これが〝赤ちゃん返り〟か…とうんざりしつつも、「おねえちゃんでしょ!」は禁句にして、なるべく声をかけたり、ふたりで過ごす時間を多く作ったり、娘を寂しくしない工夫をしていました。 〝お姉さんパンツ〟もイヤがるようになったので、悩んだ末にまたオムツをはかせることに。おもらししても怒らず、トイレでできたときは思いきりほめるなど、トイトレを初めからやり直すことにしたのです。イライラはグッとこらえ、娘を甘えさせてあげることに徹しました。 それが功を奏したのか、ある日突然「もうお姉ちゃんだから、オムツやめる!」と言って、自らトイレに行くようになりました。半年近くかかり大変でしたが、少しずつ赤ちゃん返りも落ち着いて、ホッとしています。