夫がきちんと言ってくれたことで解決 (千代さん/42/コンビニ勤務)

姑には妊娠中からずっと「女の子は苦手なのよね。だから男の子を産んでちょうだい!」と口うるさく言われ続けていました。ただでさえ不安定な時期に、そんなプレッシャーまで与えられたのがいけなかったんだと思います。切迫早産の可能性があると入院までしました。

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男の子でも女の子でも、私たちの愛する子どもであることには変わりない、というのは夫婦共通の思いでした。「産まれてくる子どもだけじゃなく、私もお義母さんに否定されているようでツラい。こんなことになるなら妊娠なんてしたくなかった」と病室で泣きながら、旦那に訴え続けました。 お見舞いに来た姑はいつもより口数も少なく、いつものように「男の子を産んでくれ」とは言いませんでした。帰り際に「ごめんなさいね」と姑が言い、逃げるように去っていったあと、旦那が来て「母さんにはちゃんと伝えたから。僕らは僕らでいいからね」と優しく背中をなでてくれました。 孫が生れてからというもの、「女の子かわいいものね。うちには男の子しかいなかったから、知らなかったわ。あの時は本当にごめんなさい」と姑は反省しているようです。いまでは姑との関係も良好で、幸せいっぱいです。