毅然と言い返すと決めました(菜々子さん/37歳/IT業)

「孫が生まれてうれしい」と口ではいうくせに、娘が生まれてからの姑は明らかに落胆した様子。そんななかで二人目を妊娠しました。会うたびに「次こそは男の子よね! 跡取りが必要なんだから男の子を産んでおかないと!」と言う姑…また言われたら、口には口で毅然と返そうと決心しました。

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ある日、「次は男の子!! 性別がわかったらすぐに教えて」と言われ「私たちはどっちでもいいと思ってますよ〜。家のためでもお義母さんのためでもなく、私たちの子どもなんですから〜」と冗談交じりに明るく返しました。 また別の日には「まだ性別がわからないの? 早く教えてもらいなさいよ! また女の子だったらどうするの?」と半ばキレ気味に言われたときには「あはは〜。じゃ、お義母さんがもうひとり男の子を産んだら。私たちは『絶対男の子がほしい』と思ってるわけじゃないですよ」と返しました。 ときにはトボけ、ときには毒を混ぜて毅然とかわしていたら、姑も察したのかそれ以上言ってくることはなくなりました。幸いにも第二子は男の子でしたが、姑が弟をかわいがるのを見るたびに長女が不憫になります。 そんなときは「お姉ちゃんさびしいね〜。ばあばのこと大好きなのにね〜」と聞こえるように言います。すると姑は、バツが悪そうにしながらも娘のことも構ってくれています。私にとっては結果オーライとなりました。