金額だけ見ると「えっ、こんなに買ったの?!」と驚くかもしれませんが、手元の現金が減っていく実感がないので、「気がついたらこの金額だった」というケースがほとんど。 その結果、カード支払い分が口座から引き落とされると、生活費がごっそりなくなってしまいます。しかし、「カード払いのクセがぬけない」「現金がないので、またカードで買うしかない」と、カード払いをやめることができず、返済だけが繰越されて増えていき赤字家計に転落してしまうのです。

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カードがやめられない原因は「ストレス」と「時短」

どうしてカード払いが多くなるのか、その理由を聞いてみると、最も多いのは仕事や家事・育児、人間関係の「ストレスを発散させるため」。そこそこ稼いでいるし、これくらいのごほうびは当然という気持ちもあるようです。 次に多いのが、「時短のため」。日々やることが多すぎて、いろんなところで時短をしないと生活がままならない働く主婦。買い物もクレジットカードを使って、ネット通販、旅行の予約やチケットの購入など、スピード感がないと生活が回らないのが現状です。