_MG_7727

「子育てはうまくいかなくて当たり前、うまくいったらラッキー(笑)」


 

今年60年目を迎える、子どもたちに愛されている人気番組「おかあさんといっしょ」。


この秋、『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』として97日(金)より全国公開されます。 <アニメ・歌・たいそう・踊り・ゲーム>の体験型ファミリー映画として、●映画館が真っ暗にならない ●お兄さんお姉さんたちと歌って踊って一緒に楽しめる ●アニメ「ガラピコぷ~」のみんながピンチのときは大きな声で応援できる ●映画館で「ブンバ・ボーン!」が楽しめる ●映画館デビューの記念に写真撮影タイムがあるなど、子どもたちが楽しむためにつくられた作品です。

 

そのアニメ「ガラピコぷ~」のゲスト声優として出演する関根麻里さん。201511月に女児を出産し、今は朝の番組やバラエティ番組などで活躍中の関根さんに、映画について、そして育児について、お話をうかがいました。

 

 

――「おかあさんといっしょ」初の映画ですが、声優として参加していかがでしたか?

 

「おかあさんといっしょ」は娘も大好きな番組で、いつも一緒に観ていますし、私自身も“じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろり”(「おかあさんといっしょ」で1982年〜1992年に放送された人形劇「にこにこ、ぷん」のキャラクターたち)で育っているので、今回こうやって参加できたことが本当に光栄です。プレッシャーももちろんありましたが、気合十分で挑みました!

 

――関根さんが演じる、アニメ「ガラピコぷ~」の新キャラクター「イオ」はどんな子ですか?

かわいらしくて心やさしいお姫さまです。ゴムリ(声:横山だいすけ)というロボットのお友達がいて、今はわけがあって一緒にいられないんです。イオはゴムリに伝えたいことがたくさんあるのに、ちょっと勇気が足りなくて伝えられない。そんななかでチョロミーたちと出会って、力強い仲間ができたことで「がんばろう!」って一歩踏み出せるっていう、そんな子ですね。

_MG_7765

――そんな「イオ」を演じるのはいかがでしたか?

やさしいお姫さまのかわいらしい感じをどう出せればいいか、監督さんと声を出しながら調整してつくっていきました。歌のシーンもあったのですが、4歳という設定なので、その頃ってどんな感じで歌ってたかな…と思い出しつつ、かわいらしさを意識して歌ってみました。まだ完成は観ていないのですが、ゴムリとの相性も楽しみです。

 

――イオと関根さんに共通点はありますか?

私はチョロミーのほうが似てるかな。根拠もないのに「任せて!」とか、勢いで「大丈夫!」とか言っちゃうので(笑)。ただ、イオのゴムリのことを想う気持ちはわかります。私も大切な幼馴染がいるので。彼女たちは、今はそれぞれいろんな場所にいるけど、みんなちゃんとつながっているなと感じられる、離れていても絆を感じる仲間です。実はこのアニメも、立ち上げに親友が関わっていて。留学時代のルームメイトだったのですが、今、彼女の作品にこうやって参加できるのがすごく嬉しいです。

 

――先ほどご自身も子供の頃から「おかあさんといっしょ」をご覧になっていたというお話がありましたが、母親になって改めて感じる番組の魅力は?

母親としては、娘と同じ年齢くらいのお子さんが上手に食べられたり、お着がえができたり、歯磨きできる姿が嬉しいですね。私の娘を説得する材料になっています(笑)。「お友達がんばってるねー」と言いながら、「ここはできるよね」とか「ここはもうちょっとお姉さんになったらできるかな?」と話しています。 私は今、娘にどうやって野菜を食べさせようか悩んでいるところなので、野菜を食べるお子さんの姿を見せて「みんなおいしそうに食べてるね~」って。でも娘も成長してきまして、「お姉さんになったら食べる」って言うんですよ(笑)。そう言われちゃうと「そっかー」って。「(お姉さんになったら)食べる気はあるよアピール」はあるので、「お姉さんになったらがんばろうね」と言っています。私自身も好き嫌いがすごく多かったので、気持ちはわかるし強く言えないんですよ。