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「新規入会で5000ポイントプレゼント!」など、クレジットカードの多くは入会特典を設けています。また、ポイントサイトを通じたクレジットカードの新規入会でも大量ポイント提供の特典が用意されています。そういった特典に魅力を感じて次々申し込むと、カードは増えるばかり。一方で目当ての特典に満足し、手にしたカードを利用しないケースも少なくありません。結果、使われることなく、自宅のタンスなどにしまい込まれる「死蔵カード」が貯まっていくことになるのです。

 

使わなくても負の遺産。新規クレジットカード審査にマイナス

 

「クレジットカードを安易に作り、利用しないままたくさん持つのはマイナス。『使っていないのだから問題ないのでは…』と思うかもしれませんが、それは大きな間違いです」

 

こう語るのは、クレジットカードやポイントの専門家として知られ、ポイント交換案内サービス『ポイ探』を運営する菊地崇仁さん。じつはさまざまなリスクが潜んでいるという死蔵カード。一番のリスクとして、「新規のクレジットカード審査が通りづらくなる」ことを挙げます。

 

「クレジットカード会社は、カードを頻繁に使い、きちんと返済も行う顧客を優先して集めたいと考えています。その判断材料とするカードの利用状況は自社だけでなく、CICという個人信用情報機関でも管理され、同機関加盟の金融機関各社で情報共有できる仕組みになっています。新規にクレジットカードを申し込むと、カード会社はCICに照会。情報をもとに審査の可否を決めるのです。このとき、死蔵カードをたくさん持つ人だと利用していない履歴が多数判明するため、審査に落ちてしまうケースも出てきます」 短期間にクレジットカードを複数枚申込むこと自体、怪しまれる行為。しかも利用していない状態だと目をつけられ、審査が通らなくなるのは時間の問題です。 「あくまで私の経験上ですが、新規でクレジットカードを作ったら少しでも継続して利用し、次のカード申込みまで1~2か月の期間を空けること。6か月以内に3枚以下になるようします。そのほうが審査は通りやすいでしょう」