「伝統のバンカラ校でいわゆる学ラン。学校指定ではないから、ネットの安い制服店で買え、ズボンの買い替えも安くすむ。6年間1サイズでは持たないけれど、先輩からのおさがりももらえます。夏服は、学ランを脱いで白シャツになるだけ。これも、校章などは入ってないから1枚1500円くらいで買えちゃう。せいぜい長袖と半袖を用意するくらいです」 昔ながらの学生服は、安上がりという魅力もあるのですね。

「私立は塾いらず」と言われますが…の実態は? 

「私立校はめんどうみがいいから、先々の受験でも塾いらず」とはよく聞く話ですが、実情はそうでもなさそう。特に大学受験合格をゴールとしている中高一貫校や高校では、厳しい現実も待っているようで…。

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「カリキュラムの進度は早く、小テストや追試などのフォローもしっかりしています。でも、進度が早い分、ついていけなくなったら大変。我が家の息子は数学がからっきしダメで、学校の授業についていくために個別塾に通っていて、学費と塾代、結局ダブルでかかってしまっています」 話してくれたSさん宅は、子どもは男子校に在籍。特に理系進学に力を入れている校風で、数学はとりわけ進度が早いのがアダになりました。