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夏にぴったりの映画がもうすぐ公開です!

 

7月20日(金)より全国公開となる細田守監督最新作『未来のミライ』。甘えん坊の男の子「くんちゃん」と、未来からやってきた妹「ミライちゃん」が織りなす、ちょっと変わった「きょうだい」の物語。4歳のくんちゃんが、自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ未来のミライちゃんに導かれ、時間を超えた大冒険をしちゃいます。

 

公開に先立ち、7月16日(月・祝)には、『未来のミライ』オリジナル・サウンドトラック発売記念イベントが東京・タワーレコード渋谷店にて開催され、細田守監督、主人公・くんちゃん役の上白石萌歌さん、音楽担当の高木正勝さんがご登壇。『未来のミライ』誕生秘話や、映画を彩る素敵な音楽について、熱い思いを語ってくださいました。

 

『未来のミライ』、テーマは”きょうだい”

 

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作品のテーマである“きょうだい”について、細田監督は「ちょうどうちの上の子が3歳の時に下に妹が生まれました。親の愛はどうしても生まれたての子に行くもので…。そのときに、上の子が床を転げ回って泣いている様子を目の当たりにしました。『愛を失った人間は、なんて哀れなんだ』と感じて。でも、これって子どもに限らず、大人にも当てはまるなと思いました」と自身の子どもから作品のヒントを得たことを告白していました。

 

さらに、「実は、僕は一人っ子なんです。自分の子どもの姿を見て、“愛をめぐる葛藤”に直面するのが、兄弟がいる人は早いんだなと感じました」と語り、続けて「兄弟がいる人は、僕の知らない人生を体験していると思います」と羨ましく感じている気持ちを明かしていました。