子どものために我慢してつき合っていたら…(陽子さん / 35歳 / 販売)
「愛するわが子のために」と、すべてをママ友優先で過ごしていた私。ランチはいつもママ友と一緒で、子ども同士が遊びに行くときも、私が車を出してママ友親子を迎えに行っていました。 ときには、旦那との約束や仕事よりも、ママ友との交流を優先してしまうことも…。当時の私は、それが一番いい選択だと思っていたのです。
でも、そんな私が考え方を改めることになったのは、子どもから言われたある一言がきっかけ。ある日、私に向かって「ママと、A君ママは親友なの? 僕はA君のこと好きじゃないんだ」と…衝撃的な言葉でした。 「我が子から仲のいいA君を奪ってはいけない」という思いから、まったく好きでもないA君ママと必死で付き合っていたのに。私の苦労はなんだったんでしょう…。 そんなことがあり、私はA君ママを含め、周りのママ友との関わりをすべて断ちました。遊びに行くときは、家族だけで。外に出かけられないときは、子どもと家でお菓子作りやパズルで遊びました。 すると、わが子も以前よりずっと明るくなり、「ママが大好き」と言ってくれる頻度もアップ。きっと、子どもも自分なりに私に気を遣い、好きでもないA君と無理に仲良くしていたんだと思います。