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友情か愛情か。出会った瞬間に恋に落ちるケースもあれば、大切な時間を過ごし、友達から恋人に変わるケースもあります。今回ご紹介する『ワン・デイ 23年目のラブストーリー』は、友情を選択した男女が23年という月日の中で気持ちや関係の変化を経験するお話です。

 

もうすぐ七夕、彦星と織姫が1年に1度出会う日。この作品の主人公2人も1年に1日だけ、会う約束をしています。ロマンティックな七夕の日に、ぴったりの映画ですよ。

 

“友達同士”でいることを選んだ2人

 

原作はデイヴィッド・ニコルズのベストセラー小説です。『17歳の肖像』の女性監督ロネ・シェルフィグによる作品で、女性らしいロマンティックなラブストーリーに仕上がっています。

 

主人公エマを演じるのは、『プラダを着た悪魔』や『レ・ミゼラブル』『マイ・インターン』のアン・ハサウェイ。お相手のデクスターを演じるのは、『ラスベガスをぶっつぶせ』『アクロス・ザ・ユニバース』のジム・スタージェスです。

 

エマは、見た目も中身も真面目な学生です。デクスターと出会ってからの23年間で、アン・ハサウェイ演じるエマが、美しく変化していく様子も、この作品の見どころのひとつです。一方のデクスターは、イケイケな性格のいわゆるチャラ男です。そんな二人が出会ったのは卒業式後の飲み会です。意気投合した二人はなんと、そのままベッドインしてしまうのです。

 

勢いとはいえ、気があったことは間違いない。でも、二人は友達のままでいることを選択します。揉めることもなく、友達というよりも“親友”としての関係をスタートさせるのです。