政府の応援制度も!


ひとりで子育てと仕事を両立させるのは大変ですが、やはりいざという時のためにも資格はゲットしておきたいところ。そんな時は厚生労働省が実施する“母子家庭(父子家庭含む)自立支援給付金事業”を利用するのもひとつの手かもしれません。

 

資格を取るときに支援を受けられる制度は、“自立支援教育訓練給付金”と“高等職業訓練促進給付金等事業”の2種類。“自立支援教育訓練給付金”は対象の教育訓練を受講して修了した際に経費の60%が支給される制度で、1万2千円~20万円を上限にサポートを受けられます。一方で“高等職業訓練促進給付金等事業”は看護師や保育士といった専門知識を要する資格を取る際の支援制度。養成機関で1年以上修業する場合と修了した場合に、一定の金額が支援されます。

 

実際に利用したことがある人からは、「シングルマザー応援制度になりたてのときにこの制度を知って、無事資格が取れました」「意外と知らない人も多いから、シングルマザー応援制度になった友達に紹介してる」との声が。どちらの制度も利用する際には所得や子どもの年齢などに条件が設けられているので、確認してみてくださいね。

取材・文/牧野聡子