「ヨーグルトがおなかにいい」とは限らない!? 

 生活改善でよくなりそうな便秘なら、水分や食物繊維を多めにとるなどの方法も効果的だそう。  ただしヨーグルトに関しては、すべての子どもに効果的とは限りません。牛乳をうまく消化吸収できない「牛乳不耐症」の子は、下痢ではなく便秘として症状が出ることもあり、便秘がかえって悪化することも。 「ヨーグルトを食べると、便がちゃんと出る」というお子さんにはおすすめですが、食べても出ないなら、効果が出ていない証拠。便秘解消のためにと、わざわざ食べさせる必要はありません。

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関口先生によると、「どんな方法も、やってみて便が出るなら、続けるというのが基本です。小さいお子さんのなかには、ママのマッサージで排便習慣がつく子も多くいます。“こうするとウンチが出るんだよ”とやさしく話しかけながら、おなかをくるくるとマッサージするだけでも、効果がありますよ」。