ゴッホが描く黄色い世界に注目!

 

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©2018 『猫は抱くもの』製作委員会

 

アイドルグループのメンバーの1人として、隅っこで歌っていただけ。歌手を夢見ていたものの、成功できなかった沙織は、それでも生きていかなければならないという現実にぶち当たっています。「沙織を守れるのは自分だけ」と思っていた良男ですが、ある男の出現で状況に変化が起きるのです。 売れない画家・後藤保(峯田和伸)、通称ゴッホ。沙織はゴッホに惹かれていきますが、それが恋なのかどうかはわかりません。しかし、ゴッホの前ですべてをさらけ出し、沙織の世界がカラフルに変わるのを目の当たりにし、良男は、自分が人間でないことを悟ります。

 

「ボクは猫だね」

 

沙織のすべてを知っているつもりでいた良男が、自分が見たこともない沙織の姿を目にし、涙を流す…。切なさMAXのシーンに注目してください!

 

ポニテにミニスカ!沢尻エリカのアイドル姿にも注目

 

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©2018 『猫は抱くもの』製作委員会

 

アイドルグループ「サニーズ」の唯一のヒット曲として登場する「ロマンス交差点」は、耳馴染みの良い楽曲です。ポニーテール、ヒラヒラのミニスカートにキラキラの笑顔。沙織のキャッチコピーは、「ツンデレ、デレ抜き、さおりんです」なのですが、かなり可愛さあふれるアイドルに仕上がっています。ちなみにこのキャッチコピーは、沢尻エリカ考案だそうです。

 

なりきりといえばもう1人!本作では音楽も担当している水曜日のカンパネラ、コムアイが演じる良男と仲良しの猫、キイロにも注目です。キーパーソンとなるゴッホのもとで暮らす猫として登場します。

 

ゴッホと同じくらい気になる登場人物(猫)をもう1人。岩松了が、スーパーの店長と不思議な力を持つ長老猫という、人間と猫の2役を演じている点にも注目です。