昔に比べて「夫婦そろって育児をする」という風潮が増した現代では、SNSなどで芸能人が子育ての様子をアップすることも。そんな中、妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」から、25年ぶりに「理想のパパランキング」が発表されました。
「理想のパパランキング」第1位はつるの剛士さん!
妊娠出産情報誌『たまごクラブ』、育児情報誌『ひよこクラブ』の創刊25周年を機に発表された同ランキングでは、タレントのつるの剛士さんが1位を獲得。2位にお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史さん、3位にV6の井ノ原快彦さんがランクインしています。
つるのさんを選んだ理由としては、「ブログに載っている手作り弁当がすごい」「家族を大事にしているのが伝わってくる」といったリアルなパパの姿に共感する人が多かったよう。ネット上でも同ランキングに、「つるの剛士の理想のパパ1位がすごく納得」「本当に良きパパなんだと思う」「実際に子ども連れてるつるのさん見たことあるけど、まじでいいパパだった!」といった声が続出中です。
つるのさんは今回の結果を受け、「理想のパパに選んでいただいてうれしいです」という喜びの声とともに、「イクメンなんて言葉がいらなくなって、もっと当たり前になっていくといいなと思います」と育児に対する想いをコメント。
ちなみに25年前の1993年に行われた同ランキング1位は、当時4人の子どもをもつ二枚目俳優として人気だった中村雅俊さん。現在はNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で、主人公を見守る祖父役を務めていますよ。
“主夫”として感じた赤裸々な気持ちに大反響
SNSなどでの育児の様子が話題になることもあるつるのさん。2016年の育休後に綴ったブログには、「人の料理が食べたくなる」「SNSに何かと投稿したくなる気持ちわかる」「誰も褒めてくれないから評価が欲しい」「1日がアホみたいに短い」「家の中だけが基準になっていく」といった“主夫”としての気持ちが赤裸々につづられています。
このブログには、母親を中心に「何度読んでもクスっと笑い、ホロっと泣けます。ものすごくうなずくポイントが満載」「私は涙が止まらなかった。つるのさん、ガチで主夫・育児をやっていたのがよく伝わってくる」「つるのさんの書いていること全て理解できます」「わかっていてくれる人がいることがこれだけありがたいとは。また頑張ります」と大反響が。
“イクメン”ではなくただの“父親”として、夫婦そろっての育児が当たり前になるといいですよね。
文/長谷部ひとみ