iphoneの操作をする女性イラスト

目や睡眠にとってよくないことはわかっているのに、寝室の照明を消して寝落ちするまで、ベッドの中でSNSや動画を見てしまう…。暗い部屋だと画面がまぶしくて目が痛くなることもあるでしょう。Apple製品への愛が止まらないiPhoneマニア・らっとさんが、そんなときに役立つ対策法を紹介します。

まぶしさを軽減する「ダークモード」

白い画面と黒い画面、見たときにまぶしく感じるのはどちらでしょうか?明らかに白い画面ですよね。

 

iPhoneでは「設定」画面をはじめ、通常は白い背景の「ライトモード」が使われていますが、背景が黒色で、全体的に暗い配色の「ダークモード」に切り替えることができます。

 

iPhoneライトモードとダークモード
左が通常の「ライトモード」、右が「ダークモード」。文字の色も反転する

 

ダークモードの設定は、「設定」「画面表示と明るさ」を選択して、外観モードを「ダーク」に選択します。

 

また、その下の「自動」をオンにすると、ライトモードとダークモードを時間で自動変更することもできます。

 

iPhoneダークモードの設定
「オプション」で切り替える時間の設定も変更できる

 

また、ダークモードへの変更はコントロールセンターからでもできます。

 

Face ID搭載のiPhoneでは、画面の右上端から下にスワイプ、ホームボタン搭載のiPhoneでは画面の下端から上にスワイプするとコントロールセンターが開きます。

 

iPhoneコントロールセンターからダークモード設定
コントロールセンター画面で「画面の明るさ」の箇所を長押し(画像左)して、「ダークモード」をオン(画像右)にする

 

ダークモードが適用されないアプリもありますが、設定や通話、メモなど、通常のiOSアプリのほか、LINETwitterInstagramなど人気のアプリでは変更されます。

“明るいところだけ暗くなる設定方法

ダークモードの黒い背景色に慣れない、白い文字が読みづらいという方もいらっしゃると思います。

 

そんな方に試してほしいのが、「画面の明るさ」の調整と「ホワイトポイントを下げる」の合わせ技です。

 

画面の明るさは、バックライトの照度を変えて、画面全体の明るさを調整します。コントロールセンター(前述)の「画面の明るさ」を下げれば画面が暗くなります。

 

それでも明るいときは、「ホワイトポイントを下げる」の出番です。

 

ホワイトポイントとは、画面に表示された明るい部分のこと。明るい部分だけをピンポイントに暗くすることができます。

 

設定の方法は、「設定」「アクセシビリティ」「画面表示とテキストサイズ」を選択して「ホワイトポイントを下げる」をオンにします。

 

%単位で調整できるので、自分の見やすい明るさに調整すればOKです。

 

iPhoneホワイトポイントを下げる
%の数値を上げるほどホワイトポイントが下がる、つまり画面が暗く見える

 

実際の画面で比べてみると、その違いに驚くはずです。ぜひ一度試してみてください。

Night Shift」ならブルーライトをカットできる

最後に紹介するのが、「Night Shift」です。Night Shiftでは画面の色味を暖色系に調整することでブルーライトをカットしてくれる機能です。

 

Night Shiftの設定もコントロールセンターから行います。

 

画面の明るさのアイコンを長押しして、中央下の「Night Shift」をオンにします。

 

iPhoneのNightShiftの設定
コントロールセンター画面(画像左)で「画面の明るさ」の設定を長押して、Night Shiftをオン(画像右)にする

 

Night Shiftへの切り替えも、時間で自動設定することもできます。

 

「設定」「画面表示と明るさ」Night Shift「時間指定」をオンにして開始と終了の時間を選択します。

 

いろいろ試してみて、お好みの設定を見つけてください!

 

PROFILE らっとさん

らっとさんプロフィール画像
「iPhoneバカ」を自称するApple製品が大好きすぎる人。iPhoneやiPad、Macを実際にすみずみまで使い倒し、便利な機能を発見してはTwitter(@ratracer1985)で日々発信している。

取材・文/大浦綾子 イラスト/あさみや工房 画像提供/らっと(プロフィールイラストのみ)、大浦綾子