育児をしていると、思いもよらない子どもの言動に驚くことも多いですよね。そんな驚愕の子どもの発言を描いたミロチさん(@mirochi8989)の漫画に注目が集まっています。Twitterで1.6万いいねを集めたその内容とは…?

「おかあしゃん、ごめんね」感動のエピソードかと思いきや…

ミロチさんは3歳の娘・つむちゃんと1歳の息子・いとくんを子育て中。ある平日、ミロチさんが仕事を終え、保育園から帰宅してからのお風呂上がりにその出来事が起こります。

お風呂上がりに、着替えずにテレビを見ている娘・つむちゃん。ミロチさんが注意をしたらつむちゃんもムッとして言い争いになってしまいました。

 

その後の寝かしつけの時間…、ミロチさんは隣に横になっているつむちゃんから「おかあしゃん…」と呼びかけられます。「どうしたの?」と尋ねると、しょんぼりしたつむちゃんから「テレビ見ちゃって…ごめんね…」とのひと言が。

 

これを聞いたミロチさん、歯磨きのあいだや絵本の読み聞かせの間も怒られたことをずっと気にしていたのかと思わず涙があふれてきます。

 

「お母さんも大きい声出しちゃってごめんね…」と伝えて一件落着かと思いきや…!

 

その後つむちゃんの口から出たのは「大きい声はダメだよ」「今日のごはんおいちくなかったから」「返事は『はい』でしょ」などミロチさんへのダメ出しの連続でした…!これは心が折れる…!

 

このまさかの展開に、感動的なエピソードかと思っていたらつむちゃんの厳しい指摘に笑ったと言う声のほか、「あるある」「うちのことかと思った」とたくさんの共感が集まりました。

 

このできごとについて、ミロチさんは…

 

「“ごめんね”と言われた時は驚きました。自分から謝る事ができる心の成長に感動すると共に、分かってもらえたことに涙が出そうでしたが、そのあと注意が始まり理解も追いつかず、気がつけば漫画の3倍くらいいろいろ言われていました…。

 

保育園のお迎えが遅いとか、好きな食べ物が入ってなかったとか、台所の床が濡れてたとか…。実際本当の事なので何も言えずただ心だけポキっと折れました…」

 

3歳児ながら大人のようなつむちゃんの語りかけと語彙力にも驚きですが、他にもつむちゃんの言動に驚いたエピソードがあるのだそう。

 

「月齢の割に言葉は早い方かなと思いますが、普段から近所のおばちゃんの井戸端会議のように話しかけてきます。言われたのは私じゃないのですが旦那くんがつむさんに”つむたんが大人になったらお母さんと結婚するからお父さんはどっか遠くに行ってね”と言われて心折れてました(笑)」

 

たまにある子どもからの鋭い発言。心をポキッと折られても、成長の証ということで頼もしくもあり…。親にとっては耳が痛い言葉も、あとになってみると育児中のいい思い出になるのかもしれません。

取材・文/阿部祐子